「私だって、転びたくないんだよぉ!?」
転ぶ

――つまづいて倒れる。事態の進展方向の変化。「ころがる」こと。――
本人の予期しないところで突然不意に見舞われる…災難?
それとも…転がり込んでくる事態は、あなたにとって「イイコト」なのかも…。

突然、目の前で派手に転ぶ少女。
…パンツ見えてますけど。
「大丈夫?」
「……」
少女は地面に頭を打ったためか、少し記憶が飛んでいる様子。
ぶっきらぼうな様子で、こちらを睨んでくる…。
少々気の強そうなその娘は、親切心で差し出した主人公の手をバシっと払い
足早にその場から去っていった。

――翌日。

大学で昨日の「気の強そうな娘」と再会する主人公。
しかし初対面であるかのような対応の上、何故か昨日のような
尖った印象はなく、まるで別人のよう。

彼女の名前は「藍原 転」

笑顔を浮かべて挨拶をする転を「かわいい」と思ってしまう主人公。
後に気付くが、どうやら転は転ぶ度に性格が変わってしまう女の子らしい。
だが、当の本人はそのことに気づいていない様子。



――ていうか、何で俺の周りってよく転ぶ女の子が多いんだ?



主人公の周りのどこかヌけてる娘たち。
地面にお尻を打ち付け涙ぐみ、電柱に激突し、壁の隙間に挟まって出られない。


メイドさんもお姉さんもお嬢様も、みんなみんなドジで…でもカワイイ。

「ドジだけど、一生懸命尽くします!」

失敗や間違いだらけだけど、それでも一生懸命尽くしてくれるヒロインたち。

本作『転娘!?-とにかくよく転ぶドジっ娘たち-』は
「どこかちょっとヌケてる」放っておけない、守ってあげたい

そんな放って置けないドジっ娘たちと織り成す転びっぱなしラブコメストーリーです。


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